LAWYERS 所属弁護士
冨永 伸太郎SHINTARO TOMINAGA
法律相談を受けるにあたって心掛けていることは、「一度、法律論を離れて考えてみる。」ということです。勿論、お客様からは法的見解を求められているので、最終的には、事案を法的に分析し、問題解決のための法的手段を提示しなければなりません。しかし、事案によっては、法的な視点だけで見ていると、紛争の実体やお客様のご要望を正確に把握できないこともあります。
そこで、先ずは、法律家の目線ではなく、例えば、「自分がお客様の立場だったら、(お客様の)相手方に対して、どのような対応をしただろうか。」とか、逆に、「自分が(お客様の)相手方の立場だったら、お客様に対して、どのような対応をしただろうか。」というような観点で、ご相談内容をお聞きし、その上で、疑問に思った部分や違和感がある部分を中心に詳しい事情をお尋ねするようにしています。自分の感覚が常に正しく、また、公平である保証はありませんが、それでも、お客様の悩みや紛争の根本的な原因を分析するにあたり、先ず自分の判断基準で考えてみることは、とても重要なことだと考えています。
また、法的アドバイスをするにあたっては、解決までの道筋を分かりやすく示すことを心掛けています。この考え方は、会社員として勤務していた時代に身に付いた考え方です。会社員時代に多くの稟議書や報告書を起案しましたが、当時の上司に愛情を持って厳しく指導していただいたお蔭で、要点を端的に示すことの重要性を理解することができました。
お客様には、各法的手段のメリット・デメリットを充分ご理解いただいた上で意思決定していただく必要がありますが、枝葉末節にとらわれ過ぎると適切な意思決定ができなくなる危険性があります。このような事態に陥ることがないように、解決の道筋をできるだけ分かりやすくご説明するようにしています。
そこで、先ずは、法律家の目線ではなく、例えば、「自分がお客様の立場だったら、(お客様の)相手方に対して、どのような対応をしただろうか。」とか、逆に、「自分が(お客様の)相手方の立場だったら、お客様に対して、どのような対応をしただろうか。」というような観点で、ご相談内容をお聞きし、その上で、疑問に思った部分や違和感がある部分を中心に詳しい事情をお尋ねするようにしています。自分の感覚が常に正しく、また、公平である保証はありませんが、それでも、お客様の悩みや紛争の根本的な原因を分析するにあたり、先ず自分の判断基準で考えてみることは、とても重要なことだと考えています。
また、法的アドバイスをするにあたっては、解決までの道筋を分かりやすく示すことを心掛けています。この考え方は、会社員として勤務していた時代に身に付いた考え方です。会社員時代に多くの稟議書や報告書を起案しましたが、当時の上司に愛情を持って厳しく指導していただいたお蔭で、要点を端的に示すことの重要性を理解することができました。
お客様には、各法的手段のメリット・デメリットを充分ご理解いただいた上で意思決定していただく必要がありますが、枝葉末節にとらわれ過ぎると適切な意思決定ができなくなる危険性があります。このような事態に陥ることがないように、解決の道筋をできるだけ分かりやすくご説明するようにしています。
学歴・職歴 | [1990年3月]
東京大学法学部卒業 [1990年4月] 東京海上火災保険株式会社入社 [1997年7月] 東京海上火災保険株式会社退社 [1999年10月] 司法試験合格 [2000年4月] 司法研修所入所 [2001年10月] 司法研修所修習生課程修了(54期) 弁護士登録(第一東京弁護士会) 椿法律事務所入所(2002年9月まで) [2002年10月] 松尾綜合法律事務所入所 [2003年7月] 米国(ダラス)The Center for American and International Law における夏期講座修了 |
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主な業務分野 | 会社法、労働法、保険法(保険金請求)の分野に関連する法律相談や民事訴訟 医療事故に関する法律相談や民事訴訟 倒産事件 |